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FIFA17:上級者向け:スカウティングの重要性と事前準備

FIFA17:上級者向け:スカウティングの重要性と事前準備

 河童戦術:FIFA17:game:
FIFA17:上級者向け:スカウティングの重要性と事前準備

FIFA17:game:
今回はリーグに出場されているようなチーム向けのお話なのでちょっと難しくなるかもしれませんが、興味のある方は是非。


http://www.55ft.co/2016/11/fifa17_9.htmlFIFA17:プロクラブ:河童戦術チームとフレンドリーマッチしませんか | 河童戦術


河童戦術チームはFIFA17からプロクラブ始めましたという初心者がほとんどで、しかもチームを立ち上げて1ヶ月ほどしか経過していなかったため、現段階でのリーグ参戦は時期尚早だと考え今はチーム強化を進めているわけですが、その成長を推し量る機会として交流試合を募集しております。



NSNは3位DHCと引き分け2位後退、DATOOが3連勝でJSL首位へ、Farfallaは無敗でS-LEAGUE首位快走/FIFA17 11人制リーグ第2週 | サッカーキング

初戦こそ躓いたものの、その後は順調に勝ち星を上げて2位につけていた「DATOO」は、今週行われた3試合、FW:first011の2試合連続ハットトリックなどもあり「FC PRJ HATOMUNE」を4-1、「SEED JAPAN NEXT」を3-1、「WestCoastGalaxy」を2-0でいずれも下して3連勝。JSL首位奪取に成功した。

元のサイトで読む

で、今回は現在JSLで首位に立っているDATOO様と交流試合をさせていただきました。実力差は歴然。普通にやったらまず無理でしょってくらいの実力差が現在はあるのですが、そんな強豪相手に初心者チームはどう立ち向かったのか。という点をまとめさせていただきます。これは他のチームがやっているのかはわかりませんが、いつか役に立つかもしれませんよ。


FIFA17:2016/11/11交流戦:Kappa Tactics vs DATOO 1試合目



このときは2試合させていただき、結果としては

河童戦術 1-0 DATOO
河童戦術 0-0 DATOO

と、2戦合計1-0で河童戦術が勝利いたしました。まあ大金星といっていいほどの番狂わせではありますが、その要因となったのは多くの偶然と少しの事前準備です。DATOO様に了承いただきましたので、その事前準備を公開したいと思います。

対戦相手をスカウティング


まずはYOUTUBEなどでDATOOさんの試合を事前に数本チェックしました。そこで見つけた特徴をひとつひとつSWOT分析のようにまとめて、自分たちの特徴と対戦相手の特徴を比較します。

強み





河童戦術の現段階での強みは「自陣での守備」です。もうこれしかやってないというくらいチーム立ち上げから4-4-2の守備に重点を置いています。ここが緩んだら話にならないですからね。

もうひとつの強みは「ポリバレントと従順」です。このチームは初心者を集めて現実のサッカー戦術を本格的に落とし込んだらどこまで通用するのかという河童さんの自己満足で成り立っているチームですので、みんな複数のポジションをやらされますし、「オレがルールだ」という河童さんの強引さがある意味強みです。




http://www.55ft.co/2016/11/fifa17_12.htmlFIFA17:プロクラブ:河童戦術の戦い方をアップデートしました | 河童戦術


また最近は敵陣でのビルドアップ阻害についても練習しています。相手のパスコースを消しつつ圧力をかけてミスを誘う作戦ですね。この試合ではまだ上手くできていなかったかもしれませんが、狙いを持って自分たちから積極的に仕掛ける守備というのも少しずつやっています。

弱み


これはもう「経験の差」です。特にボールを持ったときの引き出しの多さや1対1の局面ではまだ差がかなりあると思われます。これは徐々に埋めていくしかないですね。で、ここは「数的有利の状況を作る」ことで対応することが出来る部分です。

また、単純なボールロストやパスミスがまだ多いというのも弱みになります。これも個人個人がひとつずつ課題を解決していくしかない部分ではありますが、当初よりもボールを大事にするという意識はできてきたのかなあと感じます。

もうひとつはチームとしての成熟度。これも定期的に同じメンバーで集まって日々積み上げていくしかありません。そして今回はここを埋めるためにいろいろ策を練りました。

機会





DATOOさんの特徴として、相手の最終ラインまで前線がプレッシングをして圧力をかけて奪ってしまうという守備というのがあります。ここで引っかかってしまうと即失点の脅威ではあります。しかし、これに対して手順を踏んでうまく剥がせれば





この最終ライン前のアンカー脇のスペースが結構空いているという点を事前にチェックし、ここに2トップを配置して「相手SBに対して2対1の状況を作る」という作戦を立てて臨みました。4-3-3で前からプレッシングをしたときに、最終ラインは4人フラットで並ぶためどうしてもアンカー脇が空くんですよね。これはチーム全体の距離感を詰めるか、相手の前線の枚数に合わせてSBを中に絞らせるなんていう対応もしてるチームがあります。

アンカー脇でトップが受けて


ウィングを使う



この点は「距離感」が大事になるかと思います。前が圧力をかけにいくのに後ろはフラットで待機してるので間にスペースが空いてしまうわけですね。ここは意思統一して「前から奪いにいくなら後ろも連動して全員でいく」のか「相手の最終ラインには持たせてパスミスを誘う守備にすることで布陣をコンパクトに保つ」のかチームとしての戦い方を統一させることをおすすめします。

このように事前に相手の特徴を把握し、それに対して作戦を立ててチャレンジするという一連の対策が結構自分たちとしては出来たのではないかと感じます。

そしてもうひとつ、相手CK時などは2人前線に残すという作戦も立てていました。ここでは結果として出たわけではありませんが、この意識によって決勝ゴールが生まれたりもしています。

脅威


事前にチェックしたところDATOOさんの攻撃時のパターンとして「サイドの裏を突破し中央で決める」と「相手CBの裏へロングボールを蹴って抜け出す」というのがあり、さらに「ミスを見逃さず確実に決める」という点も脅威でした。で、サイド裏に対しては相当気をつけました。




そのため、サイドハーフやボランチがカバーし、SBには後方のスペースを守ってもらうことでこのサイド裏の突破を封じ、CBもオフサイドトラップを積極的に狙うのではなく抜かれない守備というのを徹底してもらいました。

ただし、ここでボランチが外へカバーにいくと中央が空きやすくミドルシュートなどが脅威となるのですが、そこを狙って突かれるという部分があまりなく助かりました。怖かったです実は。

まあ幸運に恵まれたというところもありますが、相手の脅威を事前に把握し、それに対して対策を立てたことで2試合無失点という結果に結びついたということも少しはありそうです。


事前準備でやったことまとめ


・直近数試合の試合をチェック
・そこで相手の強み、弱みを把握する
・自分たちの強み、弱みと比較
・自分たちの弱みを隠しつつ相手の弱みを突く
・SB裏のスペースをカバー
・CB裏へのボールを意識
・自陣での4-4-2圧縮守備の徹底
・敵陣でのプレスでパスミスを誘う
・相手CK時に前線に2人残してカウンターを狙う
・自陣ビルドアップで落ち着いてプレスを剥がす
・相手最終ラインがフラットなので裏も意識
・アンカー脇のスペースにFWを配置


以上のようなことを準備し試合に臨みました。現在リーグなどに参戦されているチームがどの程度スカウティングをして作戦を立てているのかはわかりませんが、初心者でもしっかり事前準備をして試合に臨めば番狂わせをおこすことができる。ということを今回証明できたのではないでしょうか。

もちろんかなりの幸運があったことは事実なんですが、それでも実際に結果がでたというのは我々にとって自信となります。皆様も是非、強豪との試合に臨むときには事前準備としてスカウティングをされてみてはいかがでしょうか。


最後に。今回貴重なお時間を使って胸を貸していただいたDATOO様に今一度、心から感謝申し上げます。また機会がありましたら是非交流試合をさせていただきたいと考えています。ありがとうございました。

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