来季からJ1優勝クラブは賞金総額の3分の1を1チームで獲得するという傾斜配分について

来季からJ1優勝クラブは賞金総額の3分の1を1チームで獲得するという傾斜配分について

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来季からJ1優勝クラブは賞金総額の3分の1を1チームで獲得するという傾斜配分について

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そういえば数日前にこういう記事が出ていたのですがすっかり忘れておりました。今回は来季のJリーグは賞金額を傾斜配分にするということについて。


Jリーグ来季優勝賞金10億円に 20日に決定へ - J1 : 日刊スポーツ

Jリーグ優勝賞金が10億円! 来季から1シーズン制に再移行予定のJリーグが、優勝クラブに10億円の傾斜配分金を支給することが9日、分かった。

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)制覇に向けた布石で、20日の理事会で最終決定する見込み。来季から英国企業と結ぶ10年2100億円の放送権料が原資となる。J1の18クラブで分ける、傾斜配分金の総額は30億9000万円で、その3分の1が優勝チームに集中する仕組みとなる。

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この記事によると、賞金総額の3分の1くらいを優勝クラブが手にすると。で残りを17クラブでさらに傾斜して配分するということですね。もしこれが決定したらどうなるか。


まず、強いクラブはさらに強くなり、弱いクラブはさらに弱くなります。強いクラブはお金が入るのでわりと強力な外国人選手を買えたりもします。まあ10億程度じゃあ中国クラブには全然敵わないんですけどね。

そして中位~下位の日本人若手中心選手はどんどん上位クラブが買うという構図になります。よって資金力が豊富でないクラブは、まずはJ1残留を目標とし、次に「選手を育てて上位クラブに売る」という目線になるかもしれません。

さらにこういう傾斜配分が続くと「今季の目標は優勝です」と言いながら降格していくクラブは減るかもしれません。クラブの資金力によって「優勝」「ACL圏内」「残留」という目標が明確になると思われます。


じゃあその差はどんどん開いていって同じクラブばっかり優勝するリーグになるのか....というと実はそうでもないと思います。欧州で見られるような同じクラブばかりが優勝する構図というのは「チャンピオンズリーグあってこそ」です。アジアのチャンピオンズリーグはぶっちゃけかなり賞金的に旨みが無いので、そこまでの格差はまだ起こらないはず。

ただ、やっぱりアジアで勝っていくためにはこの傾斜配分をして強いクラブをさらに強くするってのは必要なことですし、リーグの放映権を世界に売っていくためにも大事なことです。まあ毎年混戦でどこが優勝するかわからないっていう今の状況は変わるかもしれませんが。

それでも昨季のレスターみたいな例もありますし、自分たちの立場がよりはっきりしてそれぞれの目標が明確になるという点では良いかもしれないですね。

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