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清武弘嗣はセビージャに移籍するならオーバーエイジは断れ

清武弘嗣はセビージャに移籍するならオーバーエイジは断れ

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清武弘嗣はセビージャに移籍するならオーバーエイジは断れ

どうやら2部降格が決定したハノーファーの清武弘嗣についてセビージャが契約解除条項の650万ユーロ(だいたい8億円くらい)を支払うとの報道がされています。



„Die Spanier bewegen sich...“ 96-Geschäftsführer Martin Bader (48) bestätigte gestern Nachmittag, dass der Kiyotake-Wechsel kurz bevorsteht. Sevilla zahlt 6,5 Mio für Kiyo!

Bild.de

それと時を同じくして今度はリオ五輪日本代表のオーバーエイジ候補になっているとの情報も出てきました。

日本代表MF清武弘嗣(26)=ハノーバー96=が、リオデジャネイロ五輪に出場するU―23日本代表で、最大3人が選出される24歳以上のオーバーエージ枠(OA)の本命としてリストアップされていることが6日、分かった。清武に近い関係者によると、手倉森誠監督(48)の意向で、清武も前向きに検討しているという。

【U23】リオ五輪OA枠本命は清武!本人も前向き検討 (スポーツ報知) - Yahoo!ニュース

このセビージャ移籍とリオ五輪オーバーエイジという2つの報道に関して両立は本当に難しいと思います。よってもしセビージャに移籍してなおかつリオ五輪へも出場した場合のデメリットを挙げてみたいと思います。


1.怪我のリスク問題

もしリオ五輪で怪我をしてしまった場合わりと高い確率で新加入となるセビージャでは最初干されるかもしれません。その後に練習でのパフォーマンスでポジションを勝ち取るかもしれませんがそのまま忘れられるかもしれません。そんなリスクが五輪中ずっとあるわけです。なんと言ってもEL優勝クラブで来季はチャンピオンズリーグを戦うクラブです。そんなクラブでの新加入選手の出遅れは致命的でしょう。


2.コミュニケーション問題

今回はドイツ内での移籍ではなくスペインです。もちろん言語も違います。リオ五輪へ参加となると開幕までの貴重な時間を捨てることになります。例えばつい先日ギリシャのパパドプーロスがジュビロ磐田に加入しました。そして出場したナビスコ杯ではボロボロで前半だけで交代させられましたね。言葉も通じないので味方との連携を築く時間も無くチームとしての戦い方を理解する時間も無く本人の状態を上げる時間もないまま試合で使ったからでしょう。そういえば山口蛍も。今回はせっかくキャンプだったりトレーニングマッチなどで準備する時間のある夏移籍なのにそれを捨ててまで五輪参加は清武のメリットを感じません。


3.コンディション問題

今回の五輪はブラジルで開催されます。日本からは地球の裏側ですしスペインからも結構な距離です。そこへ行って一度落としたコンディションを上げて何試合も戦いその後に国を変えて新加入となるチームへ行って開幕までにコンディションを整える。かなり無理をしないと間に合いませんよ。なんといっても新加入の選手ならアピールをしないといけませんし。


清武は前回の五輪でベスト4という素晴らしい結果をだしました。また日本代表ではハリルホジッチ監督からも徐々に主力メンバーとして扱われています。そしてブンデスリーガでも彼の実力は認知されアピールも完全ではありませんができているでしょう。そんな清武がなぜリオ五輪へ出場するのか。もちろん日本代表として戦うというのは名誉でしょうし本人も呼ばれたら日本のために頑張るでしょう。


けどそれ以上に彼には万全の状態で加入しクラブでポジションを勝ち取りリーグやCLを戦って欲しいと思います。リーグにはレアルマドリーやバルセロナ、アトレティコなど世界最高レベルのクラブがありますし、CLでもそういうレベルのクラブと戦う機会があるかもしれません。ロシアW杯を目指している日本代表にとってはリオ五輪は諦めてクラブでの競争に専念してもらったほうがメリットは大きいように感じます。

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