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リオ五輪のオーバーエイジ枠を考える

リオ五輪のオーバーエイジ枠を考える

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リオ五輪のオーバーエイジ枠を考える

Football:
イラク戦に勝利したことでリオ五輪出場権を獲得した日本代表ですが、はやくもオーバーエイジ枠(24歳以上の選手を3人起用できる)について話題となっています。そこでどういう選手が適切なのかを少しまとめておきます。

五輪出場を決めた手倉森ジャパンの24歳以上のオーバーエージ(OA)枠の候補に、1FCケルンのFW大迫勇也(25)、鹿島のMF柴崎岳(23)が挙がっていることが26日、分かった。 【U23】リオ五輪オーバーエージ候補に大迫、柴崎、林 : スポーツ報知

まず、「五輪出場に強い意欲を持っている」ことです。現在アジアでは23人という枠で戦っていますが、これが五輪本大会では枠が18人に減ります。さらにここからオーバーエイジ枠をフル活用した場合、3人の選手が外れることになります。つまり現在のメンバーを押しのけて入れるわけですから、それなりの意欲や決意を持っていないと。今のところ自分から出場したいと意欲を見せているのはガンバ大阪の宇佐美貴史や遠藤保仁など。他にもM野さんなども立候補しているらしいのですが、彼は無いと思います。

次に、「年齢がある程度近い」選手のほうが適しているというのはあると思います。特にリオ五輪では92年生まれの世代や、前回のロンドン五輪で選考から漏れた選手など。92年世代といえば柴崎岳、武藤嘉紀、宇佐美貴史など。この世代はかなりの逸材が多いのですが丁度年齢的に前回のオリンピックでは使いにくかったわけで、今回の五輪で使うというのはあるかと。そして前回落選した選手といえば大迫や米本拓司、水沼宏太など。

また、「手倉森監督の指導を受けた選手」も候補にあがるかもしれません。現U23代表で弱い部分を補うという選考であれば十分考えられるのでは。赤嶺とかいかがでしょう。鈴木武蔵の状態次第ではあるかも。あとは広島の林卓人とか。手倉森監督が仙台で監督やっていた時代はほぼ全て林がGKやってましたし。こちらも櫛引が鹿島でレギュラーを取れるかどうかで決まるかもしれません。

他に、選考の基準として「A代表のように代表選手拘束権はない」ということ。Jリーグの選手であればそれでも招集しやすいのでしょうが、海外の場合は所属クラブが「駄目」と言えば無理です。五輪本大会では呼べません。また、Jリーグの選手でも「1クラブ3人まで」という人数制限があります。現在この制限に関係しそうなのは鹿島アントラーズと川崎フロンターレ。鹿島は櫛引、植田、三竿の3人。川崎Fは奈良、大島、原川の3人を招集しているため、もしこのメンバーを本大会でも選ぶのであればオーバーエイジに関してこの2クラブからは使えません。たぶん。これに関しては決定事項ではなかったと思いますが、まあ1クラブ4人以上使うことはないはずです。

U―23日本代表がリオ五輪に出場した場合、Jクラブに関してはOA枠を含めて1クラブ3人までの人数制限を設けることが、16日までに分かった。 リオ五輪本大会は1クラブ「3人」まで 招集に人数制限設ける ― スポニチ

以上のようなことを考えながらオーバーエイジ枠を考えていくことになります。ちなみにこれまで日本代表は5大会連続(リオで6大会連続)で五輪出場を果たしていますが、オーバーエイジ枠を使用せず全員23歳以下の選手で臨んだ大会は全てグループステージで敗退しています。一方、OA枠を使った3大会中2大会ではグループステージを突破しています。前回の吉田麻也は効きましたね。やはり今回もできるだけ使うのではないでしょうか。

最後に。現在23歳以下の選手23人で戦っていますが、これがOA枠を入れると最大15人まで削られることになります。また、今回選ばれてない選手でも逸材はいますし。浦和とかに。そのため現在カタール大会で選ばれた選手でも五輪にも呼ばれるとは限らないですし、本大会に向けてまずは各々が所属クラブでポジションを獲得すること。これに尽きると思います。


6月29日のU23南アフリカ代表戦に臨むU23日本代表のメンバーが発表になりました。今回は21人が召集されています。その選手たちの現在(6月21日時点)までのリーグ戦出場数を調べてみました。(J3は除いています)

南アフリカ代表と戦うU23日本代表のリーグ出場時間と本大会召集予想 | 河童戦術

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