ご案内:このたび河童戦術ブログのサッカーの話題は新しいブログへ移転いたしました。今後とも河童戦術を宜しくお願いいたします。 http://kappa.blog/about

ゾーンディフェンスってなんですか

ゾーンディフェンスってなんですか

 河童戦術::
ゾーンディフェンスってなんですか

たまたまTwitterでゾーンディフェンスに関する記事をいくつかツイートしたのでまとめておきます。ちょっと専門的な話になってしまうし、別にこれを知らないからと言ってなんだということもありません。が、これを知っていると「どうしてこの選手はここにいるんだろう」とかそういう疑問がいくつか解決されるかもしれませんし、解決しないかもしれません。

まあ10年近く前の記事だったりするのですが、ゾーンディフェンスについて自分も以前こういうのを見て勉強させていただいたので、興味のあるかたは基礎として覚えていただくと何かの役にたつかも?



第1回 : 「ディフェンス戦術の類型」

アルゼンチンの名将メノッティは現代のマーキングについてこう言っている。「マンマークが廃れていったのは、人に付ききれなくなったことが原因だ。」
一方、オランダが生んだ英雄ヨハン・クライフはプレッシングの誕生の経緯についてこう言っている。「プレッシングが生み出されたのは、パスに付いて行けなくなったことの証拠である。」

余程注意していなければ、彼らがそれぞれまるで違うことを言っているように聞こえるかもしれない。
メノッティはそれを概念的に、クライフは具体的に表現しているため分かりにくいが、彼らは実は同じことについて述べている。 これらの発言の論拠を導き出すには「相手の攻撃をどこの段階で止めるのか?」というサッカー永遠の命題について、幾分か思慮を廻らす必要がある。 

第2回 : 「ディフェンス戦術の類型 ~瀧井氏著書による補足~」

ここでは瀧井 敏郎氏の著書である「ワールドサッカーの戦術」を参考・引用して、前項「ディフェンス戦術の類型」の補足説明を行っていくことにする。
1.コンパクトサッカーとゾンディフェンスへの傾斜
2.ゾーンディフェンスの分類
3.ラインコントロールで相手の攻撃を封じる(奥野僚右のDFセミナー)



ゾーン・ディフェンスの要諦(1) ボールを基準とした守備

まず"現代的"なゾーン・ディフェンスでは、ボールを基準点にしてフォーメーションを形成することがポイントだ。各ディフェンスはゾーン・マーキングを通してある一定のゾーン(スペース)をカバーすることを求められているものの、ボール保持者と自陣ゴールの位置に応じてブロックを形成してポジションを修正・変更しながら守る。

ゾーン・ディフェンスの要諦(2) チェルシーのゾーナル・マーキングの実際

ゾーン・ディフェンスに軸足を置くチェルシーのディフェンス。「4-3-x」あるいはバラックがラインに入って「4-4-x」というフォーメーションで引いてオーガナイズをセットし、ボールに規制をかけていくような局面では人よりスペースを埋める意識が強いが、やはり前線およびミドルゾーンでプレッシングによりボールを追い込んでいくような局面では、ある程度「ここでは誰が誰を見る」というガイドラインを決めて積極的にボールマーキングを仕掛けていく。

©河童戦術 2014 | VeeThemes