ご案内:このたび河童戦術ブログのサッカーの話題は新しいブログへ移転いたしました。今後とも河童戦術を宜しくお願いいたします。 http://kappa.blog/about

JFL第4節ヴァンラーレ八戸vsヴェルスパ大分の試合レビュー

JFL第4節ヴァンラーレ八戸vsヴェルスパ大分の試合レビュー

 河童戦術:Football:
JFL第4節ヴァンラーレ八戸vsヴェルスパ大分の試合レビュー

Football:
JFL第4節のヴァンラーレ八戸vsヴェルスパ大分は、開幕からAWAY3連戦後で今季ホーム開幕となったヴァンラーレが後半に2得点をあげ2-0で勝利して開幕から4戦で2勝2分の勝ち点8(5位)となった。というわけで今回はめったにやらない試合レビューをやってみます。なお、今季初観戦なので前節までの流れなどはまったくわかりませんし、あまりちゃんと見てなかったので実際の試合内容と異なる点があるかもしれませんが、あらかじめご了承を。



八戸は立ち上がり4-4-2の形で試合に入る。玉田がトップで張るタイプ、中筋が少し下がり気味でボールを引き出していたので厳密には4-4-1-1だろうか。前半は強風の中で風下だった影響もあるだろうが、なかなか攻め上がれず主導権を握れない時間が続く。



それともうひとつ、大分は3バックで臨んでおり中盤は5枚の形。そのため八戸は単純に中の人数で不利になっていて中盤と前線が分断されトップへいい形でボールが入るケースがほとんどなかった。また、中央の枚数は相手の方が多いこともあってプレスがハマらず高い位置で奪う形まで持って行けなかったこともあり苦戦を強いられた。それでも大分の攻撃をなんとか凌ぎ前半を0-0で終えることができた。


後半から八戸は今季初出場となる10番の新井山を投入し中盤を厚くする。前線を1枚にして中盤を5枚とすることでコンパクトになりショートパスもつながるようになった。それに対応してか大分も4バック気味に修正するも、前半とは逆に風上に立った八戸が押し込んでいく展開に。また、数的なアンバランスが解消されたこともあってか局面でのプレスが遅れずに行けるようになり前で潰せる形に。ただその分ファウルも増。



とくに後半目立ったのは新井山の活躍。奪ったボールをいったん新井山に預けてからショートパスを繋げてSBの裏をつく連動した攻撃が目立つように。前半はあまり見られなかったSBの攻撃参加もあって分厚い攻撃で相手のゾーンを崩せるようになったように見える。

そして後半にセットプレイからの流れでPA内で倒されPKを獲得。これを冷静に右サイドへ決めて先制。さらに右サイドの深い位置で新井山が倒されFKを獲得。この流れから2点目が生まれ勝負あり。その後も落ち着いてゲームを締めて2-0で勝利した。

この試合のMOMを個人的に選ぶのであれば10番新井山。彼が入りボランチ、トップ下でボールを落ち着かせることで分断されていた縦の関係が活きるようになった。また彼がサイドへ流れることで局面の数的有利ができ何度も崩す場面が見られた。

しかし無難に勝利をあげたかのように見えたこの試合だが、課題もいくつか。前半はかなり厳しい展開だったうえにいつ失点してもおかしくなかったし、できれば前半のうちにピッチ上で問題点を共有し修正できていればよかったのかなあと。とくに3バックの相手に対して前線の2枚が残ったままでは中盤が数的不利になるのは当然。1枚下りてきてサイドを広く使うなど、相手に合わせて柔軟な対応ができるようになってくれば、さらに上位が見込めるのかもしれない。

©河童戦術 2014 | VeeThemes