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ナビスコ杯準々決勝 横浜FM対柏レイソルの感想。俊輔という指揮者のいない後半のマリノスは、音を奏でることなく敗れ去ってしまった

ナビスコ杯準々決勝 横浜FM対柏レイソルの感想。俊輔という指揮者のいない後半のマリノスは、音を奏でることなく敗れ去ってしまった

 河童戦術:横浜FM:河童眼:柏レイソル:
ナビスコ杯準々決勝 横浜FM対柏レイソルの感想。俊輔という指揮者のいない後半のマリノスは、音を奏でることなく敗れ去ってしまった

横浜FM:河童眼:柏レイソル:




前半開始

個人的な注目選手だが、マリノスは小林祐三、柏は橋本和。ただし今回は全体的な感想を書いてみる予定。

試合が始まってまず目立つのは中村俊輔のポジショニング。まさに彼のチーム。遠藤とかもやってるけど、チームがラインを押し上げるのと連動してポジションが下がる。面白い。マリノスはわりとサイドからの崩しを意識している感じ。柏は縦に速くという印象。

前半15分経過

審判の判定に納得できないマリノス選手がいろいろやらかしてる。さらには監督がピッチのなかまで入ってきて抗議する場面も。いろいろあるのでしょうけど、どうか落ち着いて...

前半25分経過

気になることがひとつ。マリノスだが「連動」で崩そうとするケースが多い。味方同士がダイレクトでパスを繋いで相手のブロックに侵入しようとする場面が多いのだがうまく機能していないところもある。それだけでは相手を崩せない時、かならず「個人の打開」が必要になるはず。そこで違いを作れる選手は誰なのか。どこなのか。

前半終了
横浜FM 0-0 柏レイソル

この試合を観ていてふと感じたことは、Jのサッカーは秋に向けて劇的に面白くなっていくということ。気温や湿度が下がり動きやすくなるとJの本領が発揮され始める。くっそ細かい戦術に運動量が追いついて、かなり迫力のあるエキサイティングなゲームが増える。しかもチーム間にそれほどの差があるわけでもない。本当にどちらが勝つか読めないドキドキのゲーム。勝負はディテールで決まる。

Jの旬は「秋」かな。

後半開始

後半から中村俊輔が交代で下がった。アクシデントだろうか?詳細は不明。
(右足の付け根に違和感があったとの情報)

後半15分経過

後半に入ってからはマリノスのボール保持率が少し落ちてきてレイソルにもチャンスが訪れている。やはり俊輔の存在が大きかったのでは。

後半18分
横浜FM 0-1 柏レイソル

一発のロングフィードからの処理を中澤がミス。レアンドロが見逃さず決めてAWAYの柏が先制。この縦の速さは素晴らしい。

後半20分
横浜FM 1-1 柏レイソル

柏に先制されたもののマリノスがすぐさま同点に追いついた。サイドからのクロスに中町が飛び込んでゴール。

マリノスも柏も前半から狙っていた形での得点だろう。これでまた勝負がわからなくなった。細かい戦術面での解説は省略するが、この後半はとにかく観ていて面白い。

後半29分
横浜FM 1-2 柏レイソル

マリノス守備陣の裏に抜け出した工藤が角度のないところから右足で決めて柏が勝ち越しに成功。代表には残念ながら招集されはしなかったが、このゴールへの意識を常に持ってプレーしていれば、いずれ呼ばれるのではないだろうか。

後半31分

栗原が2枚目のイエローで退場。柏のカウンターを体で止めに行ってしまった。マリノスはかなり厳しい状況に追い込まれた。ボールを叩きつけてカードもらった前半のイエローがもったいない。これからマリノスを背負って立つ選手になるつもりなら、あらためる必要があるだろう。

後半40分経過

1人少ないマリノスは攻勢に出てはいるものの決め手に欠いてしまっている。俊輔が不在。そして斎藤学も不在。こういう局面では個で勝負できる選手がいないとなかなか厳しい。マリノスの選手のポテンシャルはもっと期待できると思うんだけどなあ。

試合終了
横浜FM 1-2 柏レイソル

試合のキーとなる場面はいくつかあったが、一番は俊輔のアクシデントによる交代だろうか。前半は彼が中心となってレイソルを押し込んでいたマリノスだが、後半はポゼッションできなくなってきてしまっていた。そして、横の幅を大きく使った展開も少なくなった。俊輔という指揮者のいない後半のマリノスは、音を奏でることなく敗れ去ってしまった。

柏だが、鹿島ほどではないもののチームとしての総合力はかなり高いようにも見える。もちろん細かいところを見るといろいろとアレだが、監督の思惑をピッチ上でしっかり表現できる選手が多いという印象。経験を重ねていけば、上位を狙える存在となるかもしれない。


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