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鹿島vsFC東京の感想。これからは「鹿島の柴崎」だけではなく「日本の柴崎」として、ロシアへ向けた日本代表の顔となっていくはず

鹿島vsFC東京の感想。これからは「鹿島の柴崎」だけではなく「日本の柴崎」として、ロシアへ向けた日本代表の顔となっていくはず

 河童戦術:河童眼:鹿島:
鹿島vsFC東京の感想。これからは「鹿島の柴崎」だけではなく「日本の柴崎」として、ロシアへ向けた日本代表の顔となっていくはず

河童眼:鹿島:


前半開始

日本代表メンバーが発表されてから最初の試合。今回は柴崎岳と武藤に注目して見る予定。どちらも先発出場。

武藤の武器はいろいろあるのだが、注目は「ゴールに向かったドリブル」だろうか。相手が嫌がるコースにどんどん侵入していく。技術ももちろんだが、気持ちが強い。

柴崎岳は今日キャプテンマークを巻いてプレーしている。視野の広さ、パスの精度、ポジショニングの正確さ、そして攻撃参加など今の日本代表に欠かせない存在であり、今後4年間は中心選手として活躍するのではないだろうか。

前半10分
鹿島 1-0 FC東京

西大悟の長いロングパスを正確にトラップした土居が落ち着いて流し込みゴールを決めた。今シーズン5点目。逆サイドの人数が足りなくなっていることを見極めた素晴らしい鹿島の攻撃。

鹿島はサイドを起点にして幅を使った攻撃を仕掛けている。右が駄目なら岳を経由して左へとサイドを変えながら柔軟に攻めている。東京はもっと前からいかないと守備で走らされて疲労が蓄積しそう。

前半26分
鹿島 2-0 FC東京

GKのキックからダヴィが粘り強く押し込んで鹿島が2点目。東京は動きが後手後手になっていてこのままではかなり厳しい。とにかく前からどんどん潰していくしかない。

前半30分経過

この時間になってようやく徐々に東京もリズムを取り戻してきてゴールに迫っている。しかし鹿島もしっかりとカウンターを狙っていて、油断がまったくできない状況。それとこの時間まででCKの数が鹿島は4回、東京は1回。

前半終了
鹿島 2-0 FC東京

それほど戦力の差はあったとは思わないが、チームとしての差はかなりあった印象。鹿島はしっかり相手の嫌なところを攻めている。東京は前からのプレスがしっかりハマらず、なかなか相手を押し込むような展開には持ち込めていない。あと東京は引き出しがまだ少ない印象。うまくいかないときはチームとしてどうするかという経験の差が出てしまった。後半はもう一度前から激しくプレスをかけて主導権を握れるか。前半のシュート数だが鹿島は13本、東京は2本。

後半開始

東京は三田とエドゥが投入された。後半開始から前線を2枚代えて勝負にでてきた。

後半2分
鹿島 2-1 FC東京

武藤が浮き球へ反応したところでDFと交錯しPKの判定。それをエドゥが落ち着いて決めて1点差に追いついた。ここから勢いにのることができるか。

後半15分経過

勝負所にはかならず顔を出している柴崎岳。中央だけでなく、サイドにも開いてクロスをあげるなどポジションのとり方が本当に幅広い。縦横無尽。

武藤もチームは劣勢ながら、数的不利でもどんどん仕掛けて崩そうとしている。この積極性は今後必ず活きてくるはず。

後半17分
鹿島は梅鉢に代えて青木を投入。

後半21分
ジョルジワグネルに代えて杉本を投入。

途中出場で入っていた青木が一発レッドの判定。エドゥに対してスパイクの裏を見せてスライティングをしたとのことで退場。その前にはちゃんとボールに当たってるんだし前からだったので少し厳しい判定のような気もする。まあレッドでもしょうがないのかな?

後半30分経過

鹿島は中田浩二を入れてバランスを保っている。そのため前線の人数が減ったがダヴィが2人分走っている。すごいなあ。しかも岳がボールを奪った瞬間にダヴィの動き出しとコースを読んで素晴らしいパスを供給している。

後半42分
鹿島 2-2 FC東京

鹿島の守備がもたついたところに武藤が押し込んで試合終了間際で同点に追いついた。素晴らしい。いや本当に素晴らしい。あの状況であのポジションにつめているセンスはさすが。この後は東京がペースを握りひとり少ない鹿島を押し込む展開。逆転なるか。

試合終了
鹿島 2-2 FC東京

今日の注目にあげた柴崎岳と武藤だが、どちらも本当に素晴らしいプレーをしていた。武藤はしっかりと「ゴール」という結果を出したし、周りのフォローがないときでも積極的に仕掛けてチームの躍動感を生んでいた。技術もあるしゴール前での落着きは素晴らしい。しかし一番の武器は「気持ちの強さ」だと思う。狭いスペースでもどんどん勝負するし、なにより「ゴールのための」ドリブルができている。今回の代表招集は誰かの代わりだったかもしれないが、これをきっかけに代表へ定着してほしい選手である。

そして柴崎岳だが、いよいよ日本を代表するような「日本の看板選手」となってきた。すべてを高い次元でプレーできる稀な選手。攻撃のセンスもワールドクラスだが、守備も積極的にできる。そして中央だけでなくサイドでも一定以上のプレーができている。これからは「鹿島の柴崎」だけではなく「日本の柴崎」として、ロシアへ向けた日本代表の顔となっていくはずだ。




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